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前立腺肥大症

前立腺肥大症とは

前立腺が歳をとるにつれてだんだんと大きくなり、尿道を圧迫して尿が出にくくなる病気を前立腺肥大症と言います。通常の前立腺の大きさはクルミ大くらいで、これが肥大してくると鶏卵大以上になり、症状が進むと尿が全くでなくなる事もあります。

症状について

  • 排尿後も残っている感じがする
  • 排尿後、しばらくして下着を濡らしてしまう
  • 排尿に時間がかかる
  • 夜間頻尿
  • トイレが近い
  • 尿をガマンできない
  • 排尿中、尿が途切れる
  • 尿の勢いが弱い
  • 排尿にお腹の力を要する

検査方法

自覚症状の評価、尿検査、尿流測定、残尿測定、血清PSA(前立腺特異抗原)測定、超音波検査があり、症例を選択して行う検査としては、排尿日誌、尿流動態検査、血清クレアチニン値の測定、膀胱鏡検査、MRI検査などです。

治療について

前立腺肥大症の治療には、大別すると薬物治療、手術治療、保存治療の3つがあります。尿閉、膀胱結石、腎機能障害、尿路感染などの前立腺肥大症による合併症が見られる場合には、手術治療が行われますが、それ以外の場合は、まず薬物治療が行われます。前立腺肥大症の手術治療としては、最近新しい技術が開発され、様々な治療法がありますが、内視鏡手術が標準的な手術として行われます。

セルフチェック

国際前立腺症状スコア(I-PSS)

この1週間のあなたの状態に最も近いものを、一つだけ選んで点数の数字を〇で囲んでください。

国際前立腺症状スコア(I-PSS)

QOLスコア

QOLスコア

0~7点

前立腺肥大症はそれほど進んでいないと思われます。
特に治療をしないで経過を見ていくケースが多いのですが、7つの症状のうちどれか一つでも点数が高い項目がある場合は、検査を受けた上で治療が行われることもあります。
気になる症状のある方は一度医療機関に相談すると安心です。

8~19点

前立腺肥大症が少し進んでいるかもしれません。
多くの場合、前立腺の大きさや尿の出る速さを調べる検査を受けて、治療が行われます。
早めに医療機関に相談されるとよいでしょう。

20点以上

前立腺肥大症がかなり進んでいるかもしれません。
尿閉(尿が全くでなくなること)や腎臓の病気になる前にきちんと診察を受けて治療しましょう。

川野病院について

当院は病院理念を忠実に実践している泌尿器科専門病院で、他の病院との連携も緊密な救急指定病院です。前立腺や膀胱の経尿道的手術に力を入れています。また、腎・尿管結石に対しては体外衝撃破砕機も設置し侵襲も少なく高い成功率を得ています。
男性不妊に関しても、内服治療、手術など両方を行うことが出来る県内唯一の泌尿器科専門病院です。

受付時間
8:30~12:00 ×
14:00〜17:00 × ×

:月1回第3水曜日のみ18:00まで受付

休診日:土曜日午後・日曜日・祝日

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熊本県熊本市中央区大江6丁目25-1
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